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濁流のような日々の中で

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『RESISTANCE ~人類没落の日~』レビュー 

久しぶりの更新。E3関連の記事は乗り遅れた感が凄いので、今回の記事はPS3専用ソフト『RESISTANCE ~人類没落の日~』のレビューにしました。5年前のソフトのレビューに果たして如何ほどの価値があるのかは分かりませんが、何らかの参考にでもしていただければ幸いです。
DSC_0091.jpg
パケ絵


■このゲームのあらすじ
1930年代、ある生科学実験レポートがロシアから漏れ始めた。そこには村々が一夜で全滅し、更には町ごと失われたという報告が記載されていた。人々はロシアの兵器開発と考え恐れたが、真実は謎の生物“キメラ”によるものだった…。そして1949年、“キメラ”は全世界に攻撃をし始める。数々の大国が侵略されていく中、アメリカ合衆国陸軍に属する勇敢な兵士“ネイサン・ヘイル”はキメラに立ち向かう。



■レビュー
 ◯良い点
  ・操作性の良さ
  ・多種多様な武器
  ・同時に多数の武器を携行可能
  ・魅力的な世界観
  ・シングルプレイが長い

 ◯悪い点
  ・単調なストーリー展開
  ・味方のAI
  ・質の低いローカライズ
  ・被弾してもひるまない敵
  ・流血表現のカット
  ・主人公のキャラ設定


あらすじからも分かるように設定はかなり壮大なのですが、本編中のストーリーは極めて単調の一言に尽き、そういった設定の壮大さを微塵も感じさせない陳腐なものとなっています。魅力的な世界観と設定を全く活かしきれてません。グラフィックは今見ると「何このグラフィック、ショボすぎ・・・」となること確実ですが、6年前のゲームであるという事情を鑑みると、『当時にしては頑張っている方』という評価が妥当でしょう。

とは言え、このゲームのジャンルは『グラフィックの恩恵を最も受けるジャンル』と言っても過言ではないFPSなだけに、今プレイすると少々厳しいものがあると言わざるを得ません。また、グラフィックだけではなくゲーム内容も古臭さを感じさせる内容となっており、最近のFPS(CoDシリーズ等)のようなシングルプレイのノリを期待して購入すると痛い目に合うのでご注意を。このゲームでCoDシリーズのような味方AIの援護を期待してはいけませんよ。基本的に敵の注意を逸らす為の囮か、肉の盾といった役割でしか使えません。6年前のゲームですからビジュアル面の低さに関しては「仕方がない」で通るかもしれませんけど、味方AIのアホさに関しては制作側の怠慢としか言い様が無いですね。まあ、チャプター毎に挿入されるムービーでしつこいくらいに『生き残ったのは主人公だけだった』というフレーズを入れてきているので、味方が全滅するようにAIをわざとアホにしているだけなのかもしれませんが、それはそれで酷い。主人公の超人性を強調するにしてももうちょっとマシな方法があったでしょうに・・・。

あと、この主人公が最後までどうしても好きになれませんでした。これには個人差があるでしょうが、管理人にとってこのゲームの主人公は『中途半端なキャラ』なんですよね。FPSの主人公というのは、『終始無口タイプ』か『終始雄弁タイプ』のどちらかにカテゴライズされるのですが、この主人公はそのどちらでもない。前者のようなキャラ付けは、ゲームの制作者がプレイヤーのゲームへの没入感を高める(プレイヤー=主人公という意識を高める)ことを意図した場合に、後者のようなキャラ付けは、プレイヤーを主人公に感情移入させることを意図した場合に用いられます。このゲームの主人公はあらずじに”無口”と書かれているので前者のキャラかと思いきや、ムービーシーンで少し喋るんですよね。最初から徹底して無口キャラで通せば良かったのにも関わらず、中途半端に喋らせてしまったせいでプレイヤーとこのゲームの一体感は喪失したと言っても過言では無いでしょう。主人公が喋るのでプレイヤー=主人公という意識を高めることも出来なければ、口数が少ないために主人公に感情移入することも出来ない。この主人公のキャラ付けは完全に失敗していると言わざるを得ません。

個人的にこのゲームで最も微妙だったのがローカライズ(日本語化)の質の低さで、中でも酷かったのが『流血表現のカット』ですね。この規制のせいで敵に弾が当たっているのかが確認し辛くなっており、作品そのもののゲームバランスに影響を与えているという意味でこの規制は『最悪』の部類に入ります。他にも、日本語字幕が表示されずに英語の台詞が流れ続けたりと、SCEJがローカライズ担当したとは思えない醜態を晒しています。

このように問題点も多々ありますが、それでも世界観は中々に魅力的で、『ラチェット&クランク』シリーズを制作したInsomniac Gamesならではの発想に基づいて作られたユニークな武器の数々は、昨今のFPSとはまた違ったプレイ感覚をプレイヤーに体験させてくれます。FPSをほぼ未体験で、かつ前述の問題点と多少シビアな難易度を甘んじて受け入れる寛容な心があるのならば、このゲームは貴方にとってお気に入りの一本になるでしょう。


総評:60点


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