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濁流のような日々の中で

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『Dishonored』レビュー 

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我、復讐に命を捧げん

今回の記事はXbox 360版『Dishonored』のレビューとなります。
■ストーリー
主人公、コルヴォは有能な護衛として、女王のボディーガードを担当していた。
ところが、ある日、女王暗殺の濡れ衣を着せられてしまい、物語はここから始まる――。
囚われの身となったコルヴォは、謎の組織、アウトサイダーに救い出され、
独特のデザインの仮面、様々なガジェット、そして超常能力と呼ばれる特殊な能力を与えられる。
超常能力を使いこなすだけの器を持ったコルヴォは、その力とガジェットを用いて
世界で最も危険な暗殺者となった。
舞台となる街、「ダンウォール」で復讐劇を繰り広げるコルヴォ。その目的は、
女王暗殺の真相を暴くためなのか、それともただ恨みを晴らすためだけに
街を恐怖に陥れているのか。――その真意は仮面の下の素顔の彼にしか分からない。







■レビュー
◯良い点
・素晴らしいマップデザイン
・戦闘面における自由度の高さ
・特徴的な舞台設定
・風変わりな特殊能力

◯悪い点
・カタルシスの欠如したストーリー
・ローカライズの品質
・テクスチャが汚い
・バグ


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鯨油技術の発展により、産業革命が生じた街"ダンウォール"

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鯨油技術が用いられた兵器"トールボーイ"

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女王の死に官僚の腐敗、疫病の蔓延や犯罪の横行など、退廃的な空気が常に漂っているのが本作の特徴

「Xbox 360版が国内ではAmazonでしか販売されていない」という話題ばかりがゲハのせいで先行してしまった感のある本作『Dishonored』ですが、そのゲーム内容は素晴らしい出来に仕上がっていました。特に作品世界の設定が素晴らしいですね。19世紀ヴィクトリア朝(産業革命時の王朝)時代におけるイギリスの景観と、独特の世界観設定(鯨油など)を組み合わせたスチームパンクな街"ダンウォール"の雰囲気は「秀逸」の一言に尽きます。ただ、『Half-Life 2』の舞台となる街"City 17"のデザインに大きな影響を与えたViktor Antonov氏が本作の主なデザインを担当している為か、所々でCity 17とデザイン的に共通している場所が多いと感じてしまい、ダンウォールのビジュアルデザインに対して新鮮さを感じることは余りありませんでした。『Bioshock』の舞台となる海底都市ラプチャーを初めて訪れた時に感じた、"全く新しい未知なる世界"に対する探究心が掻き立てられないという意味では、管理人にとってのダンウォールの街とはあくまで少しばかり個性的な街でしかないのかも知れません。


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数多くの進入ルートが存在します。

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戦闘を避けるか否かは、全てプレイヤー次第

本作をプレイしていて驚いたのが、戦闘面における自由度の高さですね。1つのチャプターだけでも攻略方法が何通りもある為、プレイヤーは様々な方法でゲームを攻略することが可能になっています。攻撃的な特殊能力を駆使することによって立ち塞がる敵を皆殺しにしたり、魚や鼠に憑依して人が通れないようなルートで敵拠点に侵入したり、テレポート能力を用いて建物から建物へと瞬間移動していって敵の裏をかいたり・・・挙げていくとキリがありません。立体的かつ1本道を排除したマップデザインも相まって、非常に戦略性の高い充実した戦闘を体験することが出来ます。周回プレイがこれ程楽しく感じられたのは久しぶりですね。


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暗殺対象を殺害するか、あるいは・・・?

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仮面舞踏会における一幕

戦闘面だけではなく、ストーリー展開に関係する部分においてもプレイヤーにかなりの自由裁量が与えられており、なんと、暗殺対象を殺害せずともゲームを進めていくことが可能になっています。暗殺対象を殺害したか否かによってストーリー展開が変化するので、プレイヤーの選択にある程度の重さを持たせることに成功していると言っていいでしょう。手間と時間はかかりますが、誰も殺さずにゲームをクリアすることすら可能となっており、プレイヤーが選び取れるプレイスタイルの多さはまさに驚異的の一言に尽きます。

総評としては『これ以上無いぐらい最高のスタートを切った新規IPの記念すべき1作目』と言った辺りが妥当でしょうか。老舗Arkane Studiosの良い仕事ぶりには賞賛せざるを得ませんね。細かなバグや、日本版固有の問題であるハングアップ問題(PS3版)やローカライズ面でのミス(一部のダイアログが翻訳されておらず、英語のままになっている)こそありますが、全体的に完成度が高いゲームであることに何ら変わりはありません。AAA級の大作の発売ラッシュが始まるホリデーシーズンの前に発売されたお陰で、こうして本作の存在を認知し、プレイすることが出来たことを神に感謝せずにはいられないような素晴らしい出来の作品でした。


総評:80点


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