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濁流のような日々の中で

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『Max Payne 3』レビュー 

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最新の技術で甦ったシリーズ最新作

今回の記事は、PC版『Max Payne 3』のレビュー記事となります。



■ストーリー
マックス・ペインにとって、過去に愛する者を奪われた悲劇は今でも癒えない傷だ。刑事を辞め、ペインキラー(鎮痛剤)に依存し、死人のような生活を送っていたマックスは、過去のしがらみから逃れるため、ブラジルのサンパウロで裕福な不動産王ロドリゴ・ブランコの一族のボディガードとなる。見知らぬ街を舞台に事態が急展開するなか、マックスは真実を求めて、ただ一人必死で生き残る道を探ることになる。(公式より転載)



HEALTHの手がけた曲"TEARS"と映像のマッチ感が非常に高い、素晴らしいCM映像




■レビュー
◯良い点
・重厚かつ骨太でハードボイルドなストーリー
・作りこまれたキャラクターアニメーションと銃器の挙動
・シネマティックな銃撃戦が体験できる点
・James McCarfey氏(Max Payne役)のボイスアクト
・エレクトロノイズバンド"HEALTH"が手がけたゲームスコア

◯悪い点
・古臭さが否めないゲームデザイン
・明らかに難のあるゲーム終盤のマップデザイン
ムービーシーンが多い


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最後の敵を倒す瞬間に挿入されるキルカメラ的演出が秀逸

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チャプターの合間合間に挟まれるスロー演出が用いられたイベントシーン

●映画的演出に特化したゲームデザイン
Max Payneシリーズの特徴として挙げられるのが『徹底したシネマティック演出』ですが、それはシリーズ最新作の本作でも健在。シリーズお馴染みのゲームシステムである"バレットタイム"に"シュートドッジ"と、現世代機ならではの綺麗なグラフィックと作りこまれたキャラクターアニメーションの融合によって、前作・前々作を遥かに上回る圧倒的な臨場感を伴った、映画的な"魅せる"銃撃戦をプレイヤーは"見る"のではなく"体験する"ことができます。本作で導入されたキルカメラ的な演出も、銃撃戦における爽快感を高めるのに著しく貢献しており、前述の映画的演出に更なる磨きをかけていると言っても決して過言ではありません。


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ムービーシーンにおける演出が映画的(どちらかと言うとドラマ的か?)な物へと変化

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R☆の作品らしく映画的なカット割りが多い

●ムービーシーンを多用したストーリーテリング手法がもたらした物
ストーリーの内容は重厚かつ骨太と、非常にハードボイルドな内容となっていたので満足できました。特に矛盾点も無ければ回収し忘れている伏線も無く、劇中の勢力図が少し分かり難いという小さな問題点こそあるものの、概ね良く出来ている話だったと思います。ですので、ストーリーに関しては殆どの方が満足できるかとは思うのですが、ただ、そのストーリーテリングの手法に関しては、様々なレビューにて賛否両論が挙がっていることからも明らかなように、問題があることを否めません。その問題とは『ムービーシーンの多さ』です。ムービーシーン中にてストーリーを一気に進ませるという昔ながらのストーリーテリング手法が用いられていることと、その語り口の特徴(主人公の独白めいた冷笑的な長い台詞によって、現在の状況を解説する)が悪い方向に作用してしまった結果、本編の最初から最後まで【少し進む→ムービーシーン挿入→少し進む→ムービーシーン挿入→以下ループ】といった流れが続く、悪い意味で"ムービーゲーのような作り"になってしまっているんですよね。先述の通り、ゲームシステムが映画的演出に特化した物に仕上がっていたこともあったので、良くも悪くも映画的に寄りすぎてしまっているこのストーリーテリングの手法は、管理人に対してそこまで悪い印象を抱かせませんでしたが(とは言え、少しムービーシーンが多すぎるとは感じました)、ゲームプレイだけを楽しみたいと考えているような人に対しては、退屈感を感じさせてしまうこと確実です。これが本作における最大の問題点ですね。


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真夜中の墓地にて殺し屋達と対峙

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建物の荒れ具合がリアルで生々しい

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"眠らない街"NYの摩天楼の煌めきをバックに、敵と相対するマックス

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地下駐車場での戦闘

●多様性に富んだ舞台
ストーリーの展開上、ビルやクラブ、スラムに墓地といった様々な場所で戦闘することになるのですが、それぞれの場所の作りこみ具合が素晴らしく、実に良い雰囲気が出ています。この辺りは一本道シューターならではの強みと言った所でしょうか。基本的に殆どの場所が、本作ならではのゲームシステム(バレットタイム&シュートドッジ)を思う存分活用することができるマップデザインの下に構成されているのですが、当記事冒頭の『悪い点』の項目において記載したように、ゲーム終盤のマップデザインには明らかに問題があります。具体的に言うと、終盤のとあるマップにおいてはバレットタイムとシュートドッジを活用することが、そのマップデザイン故に非常に困難になってしまっているんですよね。まあ問題があるのはその1マップのみなので、欠点とは言えないかもしれませんが・・・。


<<総括>>
本作『Max Payne 3』は「R☆は相変わらず職人気質な素晴らしい仕事をしているな」と思わさせてくれる程高い完成度を誇る作品に仕上がっていました。良質のストーリーに爽快感に満ち満ちた銃撃戦、魅力ある主人公に素晴らしいゲームスコア。前述の問題点さえ容認できるのなら、本作をスルーすべきではありません。TPS最高峰の作品の1つとして、今後も語り継がれていくこと間違い無しの秀作であると断言できます。続編とは言え、過去作のストーリーを知らなくとも本作を楽しむ分には全く問題はないので、本作で初めてこのシリーズの存在を知ったという方も是非プレイされてみては如何でしょうか?管理人一押しの作品です。


総評:90点


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