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濁流のような日々の中で

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『Far Cry 3』レビュー 

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遂にシリーズは3作目に突入。果たしてその出来は?

今回の記事は、PC版『Far Cry 3』のレビュー記事となります。
■ストーリー
ようこそ絶望と狂気の島へ

真っ青な太平洋に浮かぶ「ルークアイランド」は、豊かなジャングルに覆われた南海のリゾート。しかしスカイダイビングで降り立ったその島は、まさに地獄だった。海賊、先住民、犯罪組織が勢力を競い合い、荒々しい自然までもが牙を剥く。ジェイソンは、この狂気に満ちたこの島をサバイバルし、行方不明となった仲間達を見つけ出すことは出来るのだろうか。(Amazonより転載)



悪友達との楽しい南国バカンスは、地獄へと一変する



■レビュー
◯良い点
・美しく進化したグラフィック
・ストーリー
・非常に個性的な登場人物
・Michael Mando氏(Vass役)のボイスアクト
・ゲームシステム全般(戦闘やクラフト、武器のカスタマイズ等)
・広大なマップ
・狩猟可能な動物の多さ
・銃器のモデリング
・南国特有の自然環境の再現度

◯悪い点
ストーリー終盤の展開
・収集物の多さ
・広大なだけで密度の薄いマップ
・グラフィック関係の問題
・アイテム関係のUI


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高台から周囲を一望

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透き通った水がとても美しいです

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南国然としたジャングルがプレイヤーに立ちはだかる

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ジャングルだけではなく、山や草原といった自然環境も用意されています。

●進化したグラフィックと自然環境の描写
前作のグラフィックエンジンを改良したものを使用しているとの話ですが「本当に前作のグラフィックエンジンを改良しただけのものなのか?」と思わさせてくれるぐらいに綺麗なグラフィックとなっていたので驚きました。南国の雰囲気を再現することに特化するよう改良された本作のグラフィックエンジンのお陰で、本作における自然環境の描写は目を見張るほど素晴らしい出来となっています。一部の光源処理が明らかにおかしかったり、天候変化(晴れ→雨)の描写が少し雑すぎるのではないか?と思わなくもないですが、グラフィックに関しては概ね好印象でした。この手の箱庭系の作品の中でトップクラスのグラフィックであると断言出来ます。
そうした高品質のグラフィックによって描かれた本作の舞台は非常に広大で、端から端まで移動しようとすると、乗り物を利用して移動してもかなりの移動時間がかかる程に広いのですが・・・正直、ただ広いだけなんですよね。多少の自然環境の変化こそあるものの、探索のしがいが余り感じられない密度の薄いマップになってしまっていることが否めず、人によっては早い内に飽きが来てしまうかと思います。本作の開発を担当したのはUbisoft Montreal Studioなのですが、同スタジオが手がけた『Assassin's Creed』シリーズと同様の欠点を持ってしまっている辺り、ここのスタジオは箱庭ゲーを手がける際に、もう少しマップデザインに気を使った方が良いのではないか?と思わさせられました。少々厳しい言い方になりますが、本作のような、ただ"広いだけ"のマップは、最近の箱庭ゲーのマップとしては赤点レベルのマップであると評価せざるを得ません。



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夜陰に乗じて狙撃

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崖上から弓でサイレントキル

●シリーズ3作目にして達成した"Far Cry精神"の具現化
『広大なマップ』で『自由な方法で敵と戦える』というのがFar Cry1作目の時点からあったコンセプトでしたが、1作目は無駄に難易度が高かったせいで戦い方が著しく制限されてしまっており、2作目はやり過ぎな武器の劣化システム誰得なマラリア感染設定余りにも早すぎる敵のリスポーンといった諸要素が合わさった結果、非常にストレスの溜まる作りになってしまっていたりと、両作共にシリーズの掲げていたコンセプトから著しく乖離した出来になっていましたが、3作目にして漸く、シリーズの掲げるコンセプトを実際のゲームプレイにおいて反映させることに成功しました。異常な視力を持った敵が存在する等、バランス調整が足りていない部分もあることにはありますが、ランボーの如き突撃プレイからステレスプレイまで、幅広いプレイスタイルをプレイヤーに提供してくれています。前作にあったような敵のリスポーン速度の早さといった問題点も本作では全て改善されており、プレイヤーは用意された箱庭で、マラリアやストレスを気にすること無く、思う存分に敵と戯れることが出来るようになりました。



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暗殺コントラクト・・・じゃなくて殺害要請です。

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ビューポイント・・・じゃなくて電波塔です電波塔。

●Assassin's Creedシリーズの影響
前述の通り、本作はアサクリを開発しているスタジオが手がけたゲームなのですが、そのせいか、アサクリとのゲームシステム的な共通点が無駄に多いです。電波塔の最上部まで登ることによってマップを鮮明化させていく流れに至っては、アサクリのビューポイントシステムそのまんまですしね・・・。まあ、電波塔や暗殺依頼、拠点制圧(ACIIIの砦攻略に近い感じの要素です)といったアサクリを意識したであろう要素に関しては、ストレスが溜まる仕様ではなかったので特に問題はないのですが、収集物が無駄に多くある仕様までアサクリを意識しなくても良かったんじゃ・・・とは思いました。余りにも収集物の個数が多いので、集めようと思っても途中で飽きが来てしまうんですよね・・・。いくら多くても100個程度(実際は150個ある)に抑えておいて欲しかったです。



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トレーラーにおいてもその個性の凄まじさを見せつけていた"Vass"

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行方不明となった友人の手がかりを握る、危険な香りを漂わす男"Buck"

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某国に対する愛国心に満ち溢れた諜報員"Willis"

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島を支配する犯罪組織のボス"Hoyt"

●個性的な登場人物達が織りなす、勢いあるストーリー展開
正直な話、本作のストーリーには特に期待していなかったのですが、意外にもこれが中々面白かったです。最初は銃を握ることすら億劫だった主人公がストーリーを進めていくにつれて戦争狂になっていく様が、プレイヤーのゲームに対する慣れ具合の進行と絶妙にマッチしていて、物語に深く没入することが出来たということもあるのですが、何よりも、一癖も二癖もある『超』個性的な登場人物達が、物語を引っ張ることに著しく貢献していたことが面白さを感じた要因でしょうね。Vassはかなりインパクトのあるキャラでした。ストーリー終盤のくだらないことこの上ないエンディング分岐イベントの存在と、発売前に公開していた情報や宣伝では『人間の狂気を描く物語』としていたのにも関わらず、実際には狂気についてそれ程踏み込んだ描写がされていなかったことさえ無視すれば、概ね良く出来たストーリーであったと思います。狂気の描写で言うなら『Spec Ops:The Line』のストーリーの方がよっぽど良く描けていました。そういった意味では、余り重みの無いストーリーだったと言えるかもしれません。


<<総括>>
本作『Far Cry 3』は問題点もありますが、それを差し引いてもなお余りあるだけの面白さがあります。南国の島で自由に暴れ回りたい、様々な動物をハンティングしたいという方には迷わずオススメできる作品ですが、アサクリのような作業臭さが漂う箱庭ゲーは苦手という方には、大手を振ってオススメすることは出来ませんね。しかしながら、スルーすべきでない作品であることは間違いないので、是非ともプレイしてみて欲しいです。管理人と同様に、実際にプレイしてみると意外と楽しめるかもしれません。


総評:80点


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