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濁流のような日々の中で

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『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』レビュー 

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あの"P4"がPS Vitaに登場。果たしてその出来は・・・?

今回の記事は、PS VITA用ソフト『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』のレビュー記事となります。
発売からかなりの時間が経過していますが、予想以上にどハマりしてしまったので勢いでレビューを書いてしまいました。



■ストーリー
物語は、都会から、とある田舎の地方都市に引っ越してきた高校2年生の主人公が、平穏な街で巻き起こる"奇怪な連続殺人事件"の謎に、"ペルソナ"と呼ばれる特殊な能力を駆使して、仲間と共に挑んでゆく姿を描きます。

主人公が越してくるなり、巻き起こる奇怪な殺人事件――。
街全体を覆い出す、濃い霧――。雨の夜に見られるというマヨナカテレビの噂――。
平穏な田舎町に得体の知れない"影"忍び寄る――。

突如失踪し、死体となって発見される人々。
次に行方不明になるのは、誰だ。そして、犯人はどこに…。

主人公とその仲間たちは、正体不明の殺人犯の謎を追ううちに、異世界への扉を開いてしまうことになる。
その扉の鍵とは、心の力…もう一人の自分。 "ペルソナ"――。



Vitaへの移植にあたり、OPも刷新。主人公達だけではなく、殺人の被害者達もオシャレに・・・



■レビュー
◯良い点
・個性的かつ愛着が湧く登場人物達
・娯楽性と社会性を巧みに融合させた秀逸な出来のストーリー
・ゲームシステム全般(コミュや戦闘システムといった要素)
・独創的なアートワーク
・素晴らしいボイスアクト
・洗練されたUI
・J-POPの良さが凝縮されている素晴らしいゲームスコア
・新要素(三学期・新ペルソナ・新イベント等)が数多く追加されている点
・ボリューム満点のゲーム内容

◯悪い点
・余りにも情報量が少なすぎるスッカスカなダンジョン
・その膨大さゆえにゲームシステムの理解に時間がかかる
・少々難のあるカメラ操作




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見やすいUIと練り込まれた戦闘システムのお陰で、爽快感のある戦闘に仕上がっています。

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仕方がないこととは言え、どうしても物足りなさを感じてしまうスカスカのダンジョン

●JRPGの1つの完成形
伝統的なJRPGとはかなり異なったゲームデザインの作品であることは間違いないですが、本作『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が、ただの移植作品ではなく"JRPGの1つの完成形"を体現している作品であることもまた、間違いありません。何十時間、何百時間とプレイできるボリューム満点の内容に加え、素晴らしいストーリーに優れた戦闘システム、日常パートと非日常パートの巧みなペース配分といった洗練された諸要素の数々が、本作を他の作品とは一線を画す傑作たらしめています。前作である『ペルソナ3』はタルタロス攻略の単調さのせいで途中で投げ出してしまい、PS2版『ペルソナ4』は、その当時に登場した新ハード(360・PS3)用ソフトのせいで無駄に目が肥えてしまっていたということもあって、主人公の名前を入力する場面(※ゲーム冒頭)で「うわ、この作品のグラフィック汚すぎ・・・」と思ってしまい、名前を入力することすらしないまま近所の古本市場に売り払ってしまったような管理人ですが、本作はガッツリと楽しむことが出来ました。当然と言えば当然のことですが、追加要素以外は基本的にPS2版のアセットをほぼそのまま流用しているので、キャラクターのアニメーションに"前世代機用の作品らしい古臭さ"が感じられたり、ダンジョンが(恐らくは)ハードの仕様の為か、コピペしたかのような景色が延々と続く上にオブジェクトが皆無のスッカスカな出来になっていたりするのも相変わらずそのままですが、前述した諸要素の秀逸さがそうした些細な問題点を完全にカバーしきっているので、プレイヤーがストレスを感じる場面は全くと言っていい程存在しません。実質的に"完全ストレスフリー"を実現した作品となっています。

前述した通り、本作は素晴らしい要素で満ち満ちている作品なのですが、そうした要素の中でも特に、登場人物達の成長をライトな青春劇テイストで描くだけでなく、大型チェーン店進出による商店街の衰退やメディアスクラムといった現代日本の社会問題、現代人の曖昧な倫理観といった奥深いテーマをも見事に描ききったストーリーは『稀有』な完成度の高さを誇っています。ここの所、ストーリーの出来が酷い作品ばかりプレイしていたので、長らく感じていなかった"ストーリーに引き込まれる感覚"を久々に感じました。初見お断りな内容だった劇場版P4Aさえ見ていなければさらに数倍は楽しめていたかと思うと、何だか残念な気分になってしまいますね・・・。これで映画版の出来が良ければまだ幾ばくかの救いもあったのですが、出来の方も余り良くありませんでしたからねぇ・・・元はと言えば自分が蒔いた種なのですが、どうにもやり切れません。『後悔先に立たず』とはまさにこのことですね・・・。





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単車免許の取得や海水浴といった新イベントが大量に追加

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新キャラや新コミュの追加により、ペルソナの数も増加

●追加要素満載で戻ってきた名作
追加された要素(例:【3学期】 【新コミュ・新ペルソナ】 【新イベント】 【新ダンジョン】 【バイク追撃システム】 【夜の自由時間】などなど・・・まだまだ新要素は存在しますが、挙げていくとキリがいないので以下省略)は非常に多く、PS2版P4と比べるとP4Gは『最早別物と化している(※無論いい意味で)』と言っても過言ではない仕上がりになっています。P4Gで追加されたそうした新要素が、元々のゲームの良さを殺している・・・などということは皆無で、その全てがゲームプレイをより面白いものにすることに大きく貢献しているのもまた凄い所ですね。サブタイトルの"ザ・ゴールデン(黄金のように価値のある)"は決して伊達ではありません。



<<総括>>
本作『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』は「もし貴方がPS Vitaを所有していて本作を未だにプレイしていないのなら、この記事を読むのを止めて今すぐにでも近所のゲーム屋に出向き、本作を購入するべきだ」と断言出来る傑作です。若干人を選ぶきらいがある(人によっては"クサすぎる"と感じられる人物描写とギャルゲー然としたコミュシステムの存在)とは言え、これ程までに完成度の高いゲームは他にそうそう無いので、食わず嫌いをせずに一度プレイされてみることを強くオススメします。今なら『春のP4Gディスカウントキャンペーン』でDL版が1000円値引きされているので、PS2版を既にプレイされている方もペルソナ初体験の方も、この機会に是非購入されてみては如何でしょうか?数十時間から数百時間の充実した一時を過ごせることをお約束します。


総評:95点


ペルソナ4 ザ・ゴールデンペルソナ4 ザ・ゴールデン
(2012/06/14)
PlayStation Vita

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