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濁流のような日々の中で

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『Call of Duty: Ghosts』レビュー 

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次世代機のロンチタイトルにもなっている本作。果たしてその出来は・・・?

今回の記事は、PS3版『Call of Duty: Ghosts』のレビュー記事となります。




■ストーリー
時は現代に近い未来。中東の紛争により世界にエネルギー危機が訪れる中、南米諸国は『連邦軍』を結成。資源を背景に勢力を増大させていき、南米大陸のみならず中米までも傘下に収めるようになる。ある日、連邦軍の武装集団が米軍の軍事衛星ODIN宇宙センターを襲撃、衛星のコントロールを奪取する。 連邦軍はODINを使い、アメリカ合衆国の30以上にも及ぶ都市に大気圏からのミサイル攻撃を開始。合衆国は致命的な被害を受け、政府、軍事機関、諜報機関、その全てが機能停止し、遂には壊滅してしまう。ヘッシュ・ウォーカーとローガン・ウォーカーは、この崩壊したアメリカで育った二人の兄弟。彼らは成り行きで極秘裏に作戦を行っているアメリカの特殊作戦部隊『ゴースト』と出会う。それから10年後、ヘッシュとローガンはゴーストの隊員となり、ゴーストは連邦軍に反撃を試みる為に数々の作戦を遂行していた……。(Wikipediaより転載)









■レビュー
◯良い点
[シングルプレイ]
・なし

[マルチプレイ]
・追加された新ルール
・良くも悪くもいつものCoD


◯悪い点
[シングルプレイ]
・予定調和的過ぎて退屈極まりないストーリー展開
・薄っぺらいキャラクター達
・既視感に満ち溢れた展開と演出
・印象に全く残らない劇伴
・迫力に欠ける銃声

[マルチプレイ]
・無駄に広く過剰な程に高低差の有るマップ
・MW3、BO2同様に体力が低い
・リスポーン地点の調整が不十分
・回線状態が表示されなくなった点
・サプレッサー装備のデメリットがほぼ皆無な点
・地上戦の削除




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流用されたMW2のモーションキャプチャーデータ

●歴代最低レベルのキャンペーンミッションが伝えるモノ
MW3のキャンペーンから魅力的なキャラクターと派手なシーンを差っ引いて、その代わりに過去作と似たシチュエーションのミッションとBF3の戦車ミッションを採用し、そこに"アカデミー賞脚色賞を授賞した脚本家"が手がけた、エモーショナルな展開が皆無の無味無臭極まりないストーリーを付け加えたものが、本作のキャンペーンとなります。当然のことながら、全く以て面白くはありません。
ストーリーの出来も単純に酷いのですが、それに加えて【ユーザーが楽しめるキャンペーン】よりも【予算に優しいキャンペーン】を作ることを優先した結果・・・かどうかまでは分かりませんが、過去作のアセットを再利用してみたり、更には他作品のミッションを露骨にパクってみたりといったような、"「この作品の作り手に信念はあるのか?」と疑問に思わさせられる場面"が非常に多く、その試みの全てが成功しているとは言えないにしても、シリーズを前進させようとする力強い意志がハッキリと感じられた前作『Call of Duty: Black Ops II』のキャンペーンと比較して、グラフィックに代表される技術的な面以外の何もかもが著しく劣化してしまっているという印象を受けました。結論として本作のキャンペーンは【IWが手がけたCoDの中で最も完成度の低いキャンペーン】と評価せざるを得ず、MW2ロンチ後の内部問題でIWの主要スタッフがあらかた抜けてしまった時点で、MWのようなエポックメイキングな作品をこの世に輩出することはもう2度と出来なくなってしまっていた・・・という事実を改めて痛感させられ、ただただ残念なばかりです。




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マルチプレイヤーに登場するマップにも流用疑惑が・・・

●今のIWを象徴するかのようなゲーム性
キャンペーンの出来については前述の通りですが、ではマルチプレイヤーの方はどうなのかと言えば、意外にもこちらはまだマシな出来であるように感じられました。とは言え、キャンペーンの方と同様に『シリーズを前進させよう』という意思が全く以て感じられない出来ではありましたが・・・前作BO2のマルチプレイヤーにおける意欲的な要素であった"Pic 10"システムは影も形もなくなり、代わりにMW3の時とほぼ同じキル/ポイントストリーク制が採用されている辺りに、そのことがよく現れ出ています。ただ、システム全般に小さいながらも変更が加えられているので、ギリギリではありますが一応"新作"の雰囲気は醸し出せています。キルストリークはより地味になり、フラグの威力はより弱体化し、ミニマップはより見易くなったりと、シリーズ初心者を取り込むことを意識しているのかどうかまでは分かりませんが、とにかく敷居が低い作りになっているのが本作のマルチプレイヤーにおける最大の特徴ですね。

相も変わらずバカみたいに体力が低い(武器の威力が高い?)点に関しては、まともな撃ち合いが殆ど成立しないので不満しか感じていませんが、マップが広いことが幸いして、少なくともMW3やBO2の時のように、狭い上に過剰に入り組み過ぎているマップで、立ち回りもクソもないヴァーチャル・モグラ叩きをひたすらやり続けるという、二重苦なゲーム内容になるのは既の所で回避できています。とは言え、無駄に広く過剰に入り組んだマップが多く、また、現状では難が有り過ぎるリスポーン地点の設定も相まって、殆どの戦闘が突発的かつ散発的にしか発生しない為に、MW・MW2・BOの時には確かに感じられた"前線で戦っている感じ"が全く感じられないという最大の問題点は相変わらずのままなので、【前作・前々作まで狭いマップでモグラ叩きをしていたのが、今作から広いマップでモグラ叩きをするように変わっただけ】と見なしても、何ら差し支えないかと思われます。



<<総括>>
売上だけは"AAA級のブロックバスタータイトル"の貫禄を保てていますが、肝心のゲーム内容は酷い停滞っぷりが目立ちます。本作においてIWがしたことと言えば、偉大な過去作によって確立された成功の方程式に当てはまるように、過去作の諸要素を模倣・流用したことのみ。信念なき作り手達から生まれる物は【作品】ではなくただの【消耗品】であるという事実を、本作はその身を以て示してくれました。早くもその存在が明らかとなっている次のCoDは、TreyarchかSledgehammer Gamesが製作を手がけているので発売日には購入するかと思いますが、IW製のCoDを発売日に購入するのは本作で最後になるでしょうね。普通に遊ぶ分には何ら問題無いという意味でクソゲーとは言えませんが、気分的にはそう言いたいぐらいには本作の出来に失望させられました。


総評:40点

category: レビュー

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