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濁流のような日々の中で

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『ゴジラ 60周年記念リマスター版』鑑賞 

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劇場で販売されている『劇場用プログラム&宣伝素材 復刻セット』




●時代と偉人が生んだ世紀の傑作
本作を初めて見たのは管理人が小学校低学年の頃で、その時は『盛り上がりどころの少ない地味な映画』といった稚拙な感想しか抱くことができませんでした。年齢が年齢だった為に【作品中で描かれているテーマ】といった本質的な部分で作品を評価することができず、【どれほど建物が壊されるか】【どれほど派手に爆炎が上がるか】といった表面的な部分でしか作品を評価することができなかったので、今にして思えば噴飯モノの感想を抱いていたのもまあ仕方が無いと言えば仕方が無いのですが・・・。それ後も本作を再鑑賞するとことはせず、ゴジラのムック本などの解説を読んでいく内に"ゴジラ1作目=凄い作品"というイメージ(まあ実際凄い作品な訳なのですが・・・)を定着させていって現在に至りました。つまり、第一作目の『ゴジラ』を鑑賞するのは10年以上ぶり、かつ今回で2回目になるという訳です。こんな有り様でゴジラファンを自称していたのですから、往年のファンの方から白熱光を吐かれても文句は言えないなぁ・・・などと思いながら、本作の鑑賞に臨むことに。

本編の上映前に流れた邦画の予告を観て「マコ・・・じゃなくて、芦田愛菜ってこういう役もやってるのか」などと無駄に感心させられたり、ギャレス・エドワーズ版『GODZILLA』の本編映像(恐らく本邦初公開の映像)を観て「次のハリウッド版ゴジラは大丈夫」という確信をより一層強くさせられたりしながら迎えた本編の上映。観る前は「いくら名作でリマスター処理が施されているとは言っても、現代の劇場で60年前の白黒映画を観るのは色々とキツいものがあるんじゃないだろうか・・・」などと、本作を劇場で鑑賞することに対して少々懸念していましたが・・・そのような懸念を一蹴するかの如き勢いで97分の上映時間があっという間に過ぎ去っていき、その圧倒的な完成度の高さに、本作は日本が世界に誇るべき傑作であると実感させられることとなりました。

作品を通して"核の恐怖"を見事なまでに描いている点は最早言わずもがなと言った所ですが、今回の鑑賞で素晴らしいと思わさせられたのは、本作の全編を通して感じられる"重々しい雰囲気"ですね。今の時代でこうした雰囲気の映画を作ることは不可能・・・とまではいかないにしても、中々に難しいかと思います。戦争の記憶が色濃く残っている1950年代特有の空気が、本多猪四郎氏や円谷英二氏を始めとした製作陣を通して具現化したような作品だな、と様々な場面で思わさせられました。ホントに何気なく登場人物が話している台詞に、思わずハッとさせられることも。戦争という言葉がほど遠く感じられるようになった、この平成という時代の住民である管理人にとっては、本作の持つ"重み"が、作り手が規定していたであろうものより一層重く感じられました。

予想していた以上にリマスター版の映像が鮮明かつ綺麗に仕上がっていた(1シーンだけ「これリマスター処理が施されてるの?」と思ったシーンはありましたが)お陰で、本作を"カラー映画を観る感覚"で鑑賞することができたことも、そういった感想を抱かせたことに少なからず影響していると言えるでしょうね。BDと比較しながら観た訳でないので断言はできませんが、個人的には今回のリマスター版はかなり映像面に力を入れていると感じられました。クライテリオン版BDに収録されている映像とも東宝版BDに収録されている映像とも異なる映像なのであれば、何らかの形で是非BD化して欲しいですね。願わくばクライテリオン版と同様の特典付きで・・・。


本作はTOHOシネマズにて6/20 or 7/4まで上映されるとのことですので、この機会に足を運んで鑑賞されることをオススメします。詳しくは『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』公式サイトを参照して下さい。ギャレス・エドワーズ版『GODZILLA』の前売り券提示で、値段が半額になるサービスもあるので是非!


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category: 映画関係

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